気になるグループホームでの主な仕事と役割

数多くある介護の仕事の中で、グループホームは主に認知症を患っている人たちの介護になります。特養(特別養護老人ホーム)等の場合は排泄や入浴といった仕事も含まれますが、グループホームは利用している人達は比較的健康な人が多いため、これらの業務を行うケースは少ないのが特徴です。グループホームという場所は利用者同士が共同で生活を送る場所であることから、利用者の日常的な生活を共に行う補助的な役割が中心になります。そういった点からも他の介護施設とは目的が多少異なっていて、病気の予防や進行を遅らせることを目的としている場所といえるでしょう。また、日常的に外出する機会も多いので、付き添いとして一緒に出掛けたり外で行えるイベントなどを企画することも仕事になります。

グループホームの給料は平均の年収は数百万円程度でアルバイトとして働く場合は時給が1000円に満たないという施設も少なくありません。他の介護職に比べると若干低いとはいえ、施設によっては高待遇の所もあるので求人を見つける時はいろいろと比較をして自分に合った職場を選ぶことが大切です。介護の仕事は大変なだけでなく働く上でのメリットもあります。介護の仕事が利用者に寄り添って日常生活の支えになってあげることから、自然とコミュニケーション能力が身に付きます。そのほかにも、仕事を通して認知症の病気について詳しくなれるので自分を含め家族や周りの人達の健康にも活かすことができるでしょう。